睡眠時無呼吸症候群とは
SAS(サス)とはSleep Apnea Syndromeの略で、
睡眠時無呼吸症候群のことですが、
そもそも睡眠時無呼吸症候群とはなんですかね?
簡単に言うと読んで字のごとく「眠っている間に呼吸が止まる病気(症状)」のことで、
医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)が「無呼吸」とされ、
その「無呼吸」と呼ばれる状態が一晩(7時間の睡眠と仮定)の間に、
30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、「睡眠時無呼吸」らしいです。
寝ている間の無呼吸に気づかないことも当然多いため、
検査・治療を受けていないいわゆる「潜在患者」は300万人以上!!
ともいわれています。(すごいですね!!)
しかもこの睡眠時無呼吸症候群ですが、
寝ているときに呼吸が止まるといっても
「今、何ともないし大丈夫じゃね?」と思ってしまうと実は、大変危険です。
起きているときの、口の渇きや倦怠感、頭痛、取れない眠気、疲労感や
集中力が慢性的に低下する要因にもなり、
さらには、生活習慣病のリスクを大きく増加させるという研究結果も出ている様です…。
(脳卒中3.3倍、高血圧2.9倍、糖尿病1.6倍、不整脈4.0倍などなど)
まずは、セルフチェックしてみましょう。
セルフチェック【 寝てるとき 】
- 何度も目が覚める(お手洗いに起きる)
- 寝汗をかく
- いびきをかく
- いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかきはじめる
- 呼吸が止まる
- 呼吸が乱れる、息苦しさを感じる
- むせる
セルフチェック【 起きたとき 】
- 口が渇いている
- 頭が痛い、ズキズキする
- 熟睡感がない
- すっきり起きられない
- 身体が重いと感じる
セルフチェック【 起きてるとき 】
- 強い眠気がある
- だるさ、倦怠感がある
- 集中力が続かない
- いつも疲労感がある
どうでしたか?当てはまったから絶対に危険!
ということはもちろんありませんが、
当てはまる項目の多い方や、
気になる方は一度受信や検査だけでも
してみた方が安心かもしれませんね。