電話営業の断り方
2016/09/05
まず最初に、
電話に出る時の基本として、
コールが鳴り電話に出る際には、「はい。」のみです。
これは、第一に電話営業用リスト作成業者などの電話番号と名前の紐づけ作業に対する対策です。
第二に、電話営業用リスト作成業者でなくとも、営業電話の人に名前を社内リストに入力されます。
「はい、○○です。」などと絶対に名乗らないでください!
もちろん、留守電の名前入り応答メッセージも「ダメ、ゼッタイ。」です。
そして、社名、氏名を両方名乗らず、用件を話し始めたりする人もいますが、
必ずそこで「ちょっとすいません、社名とお名前先に仰って頂けますか?」
と話を切って、これを聞いてメモっておいてください。!( 最重要 )
※通常、対面であれば、名乗らずに名前を聞くのは大変不躾ですが、
勝手に電話してきて名乗らずしゃべる様な相手の方が極端に失礼ですし、
電話番号と個人名は紐づくと個人情報なので自分側に不利益な情報となります。
ダイレクトに相手を指定してくる人もいますが、基本、営業電話です。
当然、用件を聞かずに代わってはダメです。
社名、氏名、用件を聞いて不要と判断した場合は、
「○○さん(相手の名前)すいませんが、
当番号宛に今後○○社および御社関連会社から情報提供や営業も含め、今後一切のお電話をお断りいたします。」
と、いいましょう、そして必ず「YES」を取ってください。
わざと「改めます。」とか「失礼しました。」と曖昧にして切ろうとする人には、
必ず、「○○さん、関連会社も含め一切不要で通知しましたからね!」といって「YES」を取りましょう。
名前が分からないと…、とか関連会社は…、などと言い訳は一切聞き入れなくて問題ありません。
電話番号で外せないハズはありませんし、企業間連絡をきちんと行えばいいだけです。
様々な法律があり色々な理由から守られますが、
この断り方の一番わかりやすい点は、「事前拒否者への勧誘禁止」です。
電話を貰った際に「断る機会」が出来て、
「以降の連絡を断っている」ので該当するわけです。
同じ業者からは殆ど掛かってこなくなります、
万が一掛かってきても「聞いた事があるな」と思ったら、
電話のわきに社名・氏名(年月日もあると更に○)の簡単なリストを作っておいて、
「以前に電話頂いた際に、○○さんに今後一切の連絡をお断りする旨をお伝えしています、
今回は○○さんですね、改めて今後一切のご連絡をお断りします。」
といって「YES」を取ってください。
さすがにこの段階からもう掛かってくることは、
ほぼないでしょうし、これ以上連絡があった場合は
法的手段に出ても何某かの成果は出るでしょう。