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MSGの危険性

2016/09/07

MSG=グルタミン酸ナトリウムのことで、
特に中華料理に多く含まれているおり、
1968に中華料理を食べた少数のアメリカ人が食後に炎症を覚え、
眠気、顔面の紅潮、掻痒感、頭痛、体の痺れそして軽度の背中の無感覚などの症状が見られたことから、
中華料理店症候群(CRS)と名付けられましたが、
その後の調査でMSGが有害であるという根拠は見つかりませんでした。

しかし一方で、完全に安全性が確認されておらず、
諸外国では危険性を訴える論文なども数多く存在し、
米国では米国では食品衛生法でベビーフードには使用禁止で、
今でもMSGへの偏見もあり「NO MSG]と掲げられたレストランも多く存在するのも事実です。

中華料理に限らずアジア系の料理には、
MSGが含まれている事は非常に多く、
日本でいえば、コンビニ弁当やカップラーメンなどはもちろん、
味の素やハイミー、アジシオなどの調味料も有名ですが、
成分表示や原材料表記に「調味料(アミノ酸等)」などと記載されている物は、
化学調味料のことで知る限り殆どの場合においてMSGが含まれており、
逆にMSGだけの場合は「調味料(アミノ酸)」と記載されています。
(実は調味料の多くに含まれているのも事実です。)

小麦グルテンや昆布から抽出する方法、
サトウキビのカス発酵法と合成法などの他に、
なんと石油を原料にした発酵法と合成法などの併用により大量生産されている場合もあるのです。

成分表記からは何由来で、
何%がそれなのかが全く分からないので、
塩分の取り過ぎだけでなくMSGの観点からも、
必要以上には使用しない事は大切かもしれません。

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