不動産 法令上の制限 用途地域

建ぺい率と容積率とは

2016/08/26

まず初めに、
建ぺい率と容積率は地域ごとに細かく定められています、
建物を建設する際には、その土地その土地にあった算出が必要になります、
その為一概に建ぺい率は何%で容積率何%なら大丈夫!と言えるものではありません。
必ず、都度確認してください。

建ぺい率(建蔽率)とは、
「建築面積」の敷地面積に占める割合のことで、
「建築面積」とは、
建物の投影面積が占める割合を計算したものが建ぺい率(建蔽率)になります。

建ぺい率(%)=建物の投影面積÷敷地面積という算出になります。

また算出するものしないものもあり、代表的な例としては、
外部階段や外壁より1m(メートル)以上出たバルコニーや屋根などや、
先端から1m(メートル)を超えるものは算出しますが、

1m(メートル)未満の屋根やバルコニー、出窓(床から30cm(センチ)以上の高さで、
外壁から50cm(センチ)以下で出たもの)は算出されません。

容積率とは、
「延べ床面積」敷地面積に占める割合のことになります。
延べ床面積とは、
建物の全ての階の床面積を合計したものを
敷地面積で割って計算したものが容積率になります。

こちらも算出するものしないものがあり、
外部階段は床面積に含まれませんし、
バルコニーは2m以上突き出した場合、
「2mより先の分」が床面積に入ります。

都市計画によって容積率の上限が用途地域ごとに制限されています。
また、改正などで変更になる事もありますので最初に記載した通り、
都度、確認する事が重要でしょう。

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